授業アイデア「あげく」
夏休みも終わり、今日からまた仕事モードです。
このブログをはじめてからもうすぐ2年です。最近は拍手なども頂けるようになって、励みになっています。どうもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
さて、今日は「あげく」を教えるときに使えるアイデアをアップします。
「あげく」を使って文完成練習をさせると自然な例文が作れないこともあるかと思います。文完成練習の前に、こんな教室活動を入れてみてはどうでしょうか。
プリントの中に以下のような例文を入れて、配布します。
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●あなたはこんな経験がありますか。
1.残業させられたあげく、残業代をもらえなかった。 (はい・いいえ)
2.長い間待たされたあげく、いい返事がもらえなかった。 (はい・いいえ)
3.さんざんお酒を飲んだあげく道で寝てしまった。 (はい・いいえ)
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各自が該当するかどうかを内省し、「はい」「いいえ」を選んでいきます。
●実際の授業で
2はあえて、いろいろな解釈ができるような例文になっています。
「好きな人からの返事」「入管からの返事」「応募先の会社からの返事」など…。
解釈は人それぞれでした。
この活動中の学生の顔は真剣です。日頃はサボり気味の学習者も
この時はいい顔しています。自分と絡めて考えるからでしょうか。
時間があれば、ペアで答えを見せ合ったり、少し会話を楽しむことができます。