中級日本語文法を教えるためのアイデア集

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はじめに

以下の記事は2016年秋に書いたものです。記事の下に、その後の追記もあります。

最新の追記 2021年2月3日

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皆さんは、中級文法をどのように教えていますか。

私は、以前はだいたい以下のような流れでやっていました。

 

導入→教科書の例文(意味や接続の確認)→短文作成練習

 

しかし、ここ数年、非漢字圏の学習者が増え、従来のやり方では

うまくいかないなあと感じることも増えてきました。

 

そこで、文法の教え方を見直し、中級の文法授業においても、

インターアクションを生む練習、活動を積極的に取り入れるようにしました。

すると、文法授業の雰囲気が変わってきました。

 

これまでに、N2、N3レベルの項目を中心に、

以下の170ぐらいの文法項目について練習、活動を作ってきました。

ブログでその中の一部を公開したいと思います。

 少しずつ更新予定です。

 

N2、N3文法の教え方や例文作成のヒントになればうれしいです。

 

 

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■2021年2月3日追記

「はじめに」はブログを始めた2016年秋ごろに書いたものですが、改めて読んでみると、今の認識は当時とは少し違っています。当時は、文法授業の雰囲気が変わった要因はインターアクションだと思っていました。しかし、今は以下のようなプロセスがあるからこそ、やり取りも生まれ、授業の雰囲気が変わっていったのではないかと思っています。

・身近な例文で十分なインプット → 実感を持って例文を理解
・自己表現(経験、価値観、意見など…)
・他者のアウトプットへの関心、質問(2点目と関連)

今は、 やり取り自体が大切というよりも、それが自然と生まれるような教室活動を行うことに意味があるように感じています。

 

 ■2019年12月13日追記

これまで、文法項目一覧をこのページの下のほうに並べていましたが、新たなページを設けました。

 文法項目一覧 - 中級日本語文法を教えるためのアイデア集

 

■2019年6月2日 追記

「コメントしたいけど公開されるのはちょっと…」という声をいただきました。
このコメント欄は承認制ですので、ブログ管理者が承認しない限り公開されません。

非公開希望の方はその旨お書き添えいただければ、公開しません。

お気軽にコメントいただければと思います。
 

 

■2017年10月29日 追記

中級文法の練習に使える活動タイプをまとめました。

classroom-activities.hatenablog.com