中級日本語文法を教えるためのアイデア集

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授業アイデア 「~べきだ」

~ 賛成? 反対? ~

 

  1. 授業前に、教師は、<意見文>を必要に応じてアレンジする。
  2. <意見文>を学習者に配布する(あるいは、黒板に提示する)。
  3. 教師は<導入例>のように活動を導入する。
  4. ペアで、各意見について、賛成かどうか話す。
  5. ペアでの活動終了後、全体で意見交換をする。賛否の根拠も言ってもらう。

 ※アレンジ:<意見文>を文字で提示せずに、教師が読み上げ一問ずつ賛否を問う。

 

<導入例>

T:次のような意見があります。

*<意見文>を提示

皆さんは、この意見に賛成ですか、反対ですか。まず、自分で考えてください。

*<会話例>を見せる。

   この意見について、あなたはどう思いますか。会話例のように2人で話しましょう。

 

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 <意見文>

 例.高校生のアルバイトは禁止すべきだ。

  1. 英語教育は小学校から行うべきだ。
  2. 小学生は携帯電話を持つべきではない。
  3. 恋人の携帯を見るべきではない。
  4. 友達からの携帯メールを見たら10分以内に返事をするべきだ。
  5. 年上の人に対しても、自分の意見は言うべきだ。
  6. 自分が悪くないときは謝るべきではない。

 

<会話例>

高校生のアルバイトは禁止すべきだ。→

A:私もそう思います。高校生にとって一番大切なのは勉強です。

B:私はそうは思いません。アルバイトでいろいろなことを学べます。

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