授業アイデア 「~しかない」
~ 応答練習 ~
- 授業前に、教師は、<カード>をペアの数分準備する。
- 教師が<会話>を提示する。学習者はペアになる。Aさん役とBさん役を決める。
- <導入例>のように活動を導入する。教師はAさんに<カード>を渡す。
- Aさんは<カード>を読み上げる。
- BさんはAさんの発言を聞いて発言する。その際、<会話>の下線部を変える。
- 教師は、活動の途中で、2人の役割を交替させる。
- ペアでの活動終了後、何組かに発表させる。
- 最終的には教師がAさん役になり、Bさん役の学習者を指名する。
※ 時間がない場合や、人数が少ないクラスでは、最初から教師がAさん役をやってもよい。その場合は、<カード>の配布は不要。教師が口頭でAさんのセリフを言う。
<会話>
A:パスポートを忘れました。
B:うちに取りに帰るしかないよ
<導入例>
T:Aさんは後輩です。Bさんは先輩です。Aさんは困っています。
BさんはAさんの話を聞いて、アドバイスをしています。
今からペアで会話をします。Aさんは、<カード>を読んでください。
Bさんは、Aさんにアドバイスをしてください。
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<カード>
例.パスポートを忘れました。
- 日本語能力試験まで2週間しかありません。合格できそうにありません。
- 面接の結果が来たんですが、またダメでした。
- 試合まであと2週間しかありません。勝てそうにありません。
- ≪山で≫ トイレに行きたいんですが。
- うわきが恋人にバレてしまいました。
- 帰国したいんですが、チケットがとれないんです。