授業アイデア 「ばかりでなく」
~ 応答練習 ~
<会話>のBさんの下線部を替えて練習する。下線部は自分で考えさせる。
詳しい進め方は以下を参照→
授業アイデア 「~しかない」 - 中級日本語クラスのためのアイデア集
<会話>
A:勉強はしてるんですが、会話ができるようにならないんです。
B:勉強するばかりじゃなくて、友達を作ったらどうですか。
<導入例>
T:Aさんは後輩です。Bさんは先輩です。Aさんはいろいろな悩みをBさんに相談しています。BさんはAさんにアドバイスをしています。
今からペアで会話をします。
Aさんは、<カード>を読んでください。Bさんは、Aさんにアドバイスをしてください。
<カード>
(例) 勉強はしてるんですが、会話ができるようにならないんです。
- 食事に気を付けているんですが、やせないんです。
- インターネットで大学の情報を見てるんですが、どの大学がいいか分かりません。
- いろんな会社に履歴書を送っているんですが、なかなか就職が決まりません。大きい会社は難しいですね。
◆実際の授業で
3については、「大きい会社ばかりでなく、小さい会社も受けたらどうですか」というような答えを想定していたのですが、こんなアドバイスも出ました。
「履歴書を送るばかりじゃなくて、知り合いに紹介してもらったらどうですか。」
たしかに、そういう方法もありますね。
◆オマケ
この活動とは別に、こんな活動もしてみました。
以下のような状況を口頭で提示して、具体的に何があったのか、考えてもらい、
口頭で発表してもらいました。みんな身に覚えがあるようで積極的に
発言していました。
- 昨日はラッキーな1日でした。
- 昨日は最悪の1日でした。
- 昨日は体調がとても悪かったです。