中級日本語文法を教えるためのアイデア集

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応答練習は中級クラスでも使える!

中級クラスで応答練習をしていますか?

応答練習は初級クラスでするものというイメージがあるかもしれませんが、

中級クラスでも使えます。N2、N3レベルの文法であれば
会話の中で使われるものもけっこうあります。

このサイトでも、応答練習をいくつか紹介してきました。

 

授業アイデア 「~というよりも」 - 中級日本語クラスのためのアイデア集

 

授業アイデア 「ばかりでなく」 - 中級日本語クラスのためのアイデア集

 

これらは自由応答練習なので、導入後にいきなり口頭でやるのは難しい
かもしれません。その場合は次のようなやり方をおすすめします。

1.応答練習と同じ素材(似たような素材)を文字情報として
提示。

2.各自で会話を完成させる
3.全体で答えを確認する。

その後、同じものを口頭でやるようにすればうまくいきます。

プリントでやったもの口頭練習に変えるだけですが意外な発見があります。
短文作成などで答えを書こうとしない学習者がいますが、
同じものを口頭でやると、反応がよかったりします。

逆に、答えを書くのは速い学生が、口頭練習ではひっかかったり。

いろいろな練習方法を取り入れていきたいですね。

 

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