中級日本語文法を教えるためのアイデア集

             ◆ココ出版より発売中◆

【発展】インプット理解→書く活動 

今日は、以前紹介した「ずにはいられない」の活動を例に、発展練習を紹介します。

 

「ずにはいられない」を教える時に使えるインプット理解練習はこちら。

授業アイデア 「~ずにはいられない」 - 中級日本語クラスのためのアイデア集

 

ここでは簡単に説明します。

たとえば、以下のような例文から、自分に該当するものをチェックしてもらいます。

 

1.( )用事がなくてもケータイを触らずにはいられない。

2.( ) 1日1回は、ゲームをせずにはいられない。 

3.( )思ったことを言わずにはいられない。

4.( ) わからないことばがあると、調べずにはいられない。

 

このあとの展開については、リンク先をご参照ください。

 

今日は、さらに発展練習をする場合の話です。

上記のような例文から1つ選んでもらいます。

そして、選んだものを最初の1文にして、作文を書いてもらいます。

その時に、使えるのがこんな図です。

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はじめの1文は、例文から選ばずに自分で考えてもいいことにして行いました。

今、書きながら思いついたんですが、この図は「書く活動」に限らず、「話す活動」にも使えそうですね。

 

今日は、「ずにはいられない」を例に紹介しましたが、この文型に限らずインプット理解の練習をもとに、発展練習をすることも可能です。

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